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あんなぷるな道中膝栗毛

28. アニールモモレストラン(ダムサイド) <目次に戻る

 ジョムソムから戻って二日後我々は、ポカラ市内のレイクサイド
からダムサイドへ移った。
ダムサイドを大きなザックを持って歩いていると、紹介料を
貰えるのか、ネパール人が色々なホテルを案内してくれる。
色々なホテルを見て回ったが、結局、少し古いが、あまり
奥まらず便利の良い、“ピースフルホテル”に滞在する事にした。

 温厚な主人と隣では、その弟さんが、コンビニの様な店を
やっている。
向かいは“ジャーマンベーカリー”と言うパン屋さんで、
お茶を飲む事も出来る。
その隣は、オープンカフェの“チヤ”屋さん。
その又隣は、“シェクワ”と呼ばれる、ネパールの焼きバフ(水牛)
屋さん(肉は水牛なのだが雰囲気は焼き鳥屋である)

 レイクサイドは、山に近過ぎてマチャプチャレ(聖なる山)の
全景が、良く分からなかったのだが、ダムサイドは少し距離が
ある為、サランコットの丘の上に、マチャプチャレの全容を、
間の当たりにする事が出来る。

 我々の朝は、だいたい決まって、ここのお茶屋さんで、
“チヤ”を三杯飲む事から始まった。
朝日のあたるマチャプチャレを見ていると、時が過つのも忘れて
しまうのだ。
夜は隣の焼きバフ屋さんからスタートする事が多かった。

 白人の多いレイクサイドに比べ、ダムサイドの滞在者は、
殆どが東洋人で、その中でも日本人はとりわけ多く、怪しい日本語
のお店が結構あり、チョッとした日本人街の様相を呈している。
その中でも、日本食の“アニールモモレストラン”は
大成功している店である。

 主人のドゥルガ氏は最初、日本人のツーリストに、日本食の作り方
を教わったと、言っているが、日本にも何度も足を運び、
生姜焼定食やカツ丼、将又体調不良時にアリガタイ、お粥迄ある
のである。
味噌等も作っていたりして、下手な日本の食堂より本格的だったり
する。
そんな訳でこの店は、日本人ツーリストで、いつもイッパイで
ある。

 2000年の2月には、店を新たに建て、引越すると言っていたが、
何処に移っても大繁盛している事と思う。
私達も昼となく夜となく、世話になった。
唯、毎日本格的な日本食を食べていると、便利過ぎて変な気分
である。

 「ここは一体何処なんだろう!」等と、思ってしまうのである。


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