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あんなぷるな道中膝栗毛

33. アルジュンの行方 <目次に戻る

 翌日は

 「ここにずーっと居ろ!」

と、ラズ氏に勧められたが、気持だけありがたく頂き別れを告げた。
その代わりと言う事も無いが、アルジュンをポカラに招待する
事にした。
途中リサの茶屋では、売り物であるブレスレットを1つづつ、我々に
プレゼントしてくれた。
恐縮したが、好意なので、ありがたく頂く事にする。
下る途中、全ての家がアルジュンの知り合いの様で、いろいろな人に、
声を掛けられた。

 ナヤプルからは、タクシーでポカラ迄、戻る事にした。
アルジュンが交渉してくれるので、随分と安い、現地価格なのだ。
ポカラでは我々の滞在しているホテルに、アルジュンの部屋を
取った。

 早速ポカラの街を、一緒に散策する。
日本食レストラン、アニールモモで、“トンカツ定食”を、
アルジュンに食べて貰った。
ぶたを食べる習慣等、無いと思うが、海外生活の経験があるせいか、
抵抗なく食べてくれた。
その後我々が描いた絵を見たり、夜はビジャヤで一杯飲んだりと、
いつもの我々のコースで夜は更けた。

 翌日は中野氏が、ポカラキャニオンを案内してくれると言う。
これは中野氏が勝手に命名したものと思う。
ポカラの回りを流れる河は、河岸段丘が多い。特に我々の滞在して
いる南の河は、百m近い断崖になっている為、迫力があった。
午前中は皆で散歩等したが、午後アルジュンは、カトマンドゥへ
向かうと言う。
その前にポカラの知人を訪ね、夜のバスでポカラを出発すると言う。
ローカルバスだと、カトマンドゥには、朝着くのだそうだ。
我々は同行出来ないので、彼を見送る事にした。
アルジュンも我々日本人ばかりだと、疲れると思う。

 カトマンドゥで、何かいい仕事や、自分の生きる方向が見つかる
 と良いのだが・・・

 午後は溜まった洗濯物と、格闘した。
 やっと屋上に干したのだが、すぐに雨。
 ネパールに来て二度目の雨だろうか。
 我々がカトマンドゥに旅立つ日も近い様である。

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